飛蚊症のよくある勘違いや原因、治療法。悪化したらどうなる?

飛蚊症のよくある勘違いや原因、治療法。悪化したらどうなる?

ふと気づいたときに、目の前に糸くずや虫のような小さな影がゆっくりと動いて見えることはありませんか?これは「飛蚊症」と呼ばれている目に表れる症状のことで、基本的には害のないものだといわれています。

特に中高年の方に表れやすく、主な原因は加齢によるものだといわれ、特に治療が必要というわけではありません。ですが、症状がよく似ている目の病気もあるため、多くの方が勘違いしやすい症状でもあります。そのため、症状が現れても放置する方が多いそうですが、症状が悪化すると失明の可能性があるためとても危険です!

今回は、そんな飛蚊症の症状や原因をはじめ、勘違いされやすい目の病気や治療法などについてご紹介していきます。最近目に違和感がある方や視界に異常を感じている方は、ぜひ参考にして大切な目を危険な病気から守ってあげてください。

目次

飛蚊症の主な症状と原因って?

飛蚊症の主な症状と原因って?

まずは飛蚊症の主な症状と原因についてご紹介していきます。誰でも経験する症状ではありますが、他の目の病気と勘違いされやすい症状でもあるため、どういったものなのかを具体的にしておくことが大切です。

また、なぜそのような症状が起こるのかという原因を知っておけば、特に問題がないと病院で診断されても不安に感じることはないでしょう。それでは、症状と原因について3つのポイントにまとめてみたので、一つひとつ見ていきましょう。

目の前で小さな影が浮遊している

飛蚊症の主な症状ですが、目の前で糸くずのような細い影、または虫が飛んでいるような小さい点のような影が見えるといわれています。特にこの症状を感じやすいのは、真っ白な壁を見たときや青空を見上げたときだといわれていて、目を閉じたりこすったりしても消えないのが特徴です。逆に暗い場所ではそういった症状が表れないといわれています。

特に気にしていなくても、何気なく見た景色の中に突然現れるため、「何だろう?」と疑問に感じている方もいるはずです。ですが、基本的には特に問題ないといわれているため、飛蚊症を感じてもあまり気にされていない方は多いでしょう。

基本的には問題ないが別の病気が関係している場合もある

上記でもお伝えしたように、飛蚊症は基本的に問題のない目の症状です。しかし、飛蚊症の症状によく似た目の病気も存在するため、素人の判断で問題ないと判断してしまうと、実は何らかの病気を発症していたというケースもあるそうです。

そのため、頻繁に目の前に影が飛んでいる状態が続く場合は、一度眼科を受診して本当の問題がないのかを検査してもらう必要があるでしょう。早期発見であればすぐに改善できるかもしれないので、目に異常を感じたときはすぐに診察を受けることが大切ですよ!

 

飛蚊症の原因は「生理的」「加齢」の2つに分かれている

飛蚊症の原因ですが、大きく分けて「生理的」「加齢」の2つに分類されています。生理的に起こる場合は、瞳の中にある硝子体の中の線維が外からの光によって影が作られるものです。

加齢が原因で起こる場合は、年齢と共に硝子体が少しずつしぼんでしまい、後部硝子体剥離が起きることで影が見えるといわれています。ですが、時間が経てば症状がなくなり、通常の視界に戻ります。

これら2つの原因は自然に起こるものなので、特に気にする心配もなく、病院での治療も不要だといわれています。たまに視界の中で小さな影が浮遊している、すぐに正常に戻るようであれば、一般的な飛蚊症といえるでしょう。

飛蚊症と勘違いされやすい目の病気

飛蚊症と勘違いされやすい目の病気

上記では飛蚊症の症状や原因についてお伝えしましたが、よく似た症状を引き起こす他の目の病気があることがあります。そのため、勘違いする方が多く気にしていない方が多いようですが、放っておくと症状が悪化してしまうため危険です。

ここでは、飛蚊症と勘違いされやすい目の病気について、3つのポイントをまとめてみました。よく症状が現れるという方や視界に違和感があるという方は、ぜひ参考にしてご自分の症状と照らし合わせてみてください。

血糖値や血圧の高い人に多い「硝子体出血」

硝子体出血(しょうしたいしゅっけつ)は、血糖値や血圧の高い方に起こりやすい目の病気だといわれています。網膜の血管が破れてしまうことで硝子体の中に血液が混じり、小さな影と見えるようです。

また、出血した血液は自然に吸収されてしまうため、しばらくすれば影が見えなくなり、いつも通りの視界に戻ります。ですが、血管の損傷が治っているわけではないので、適切な治療が必要になります。

免疫力の低下やストレスが原因で起こる「ぶどう膜炎」

ぶどう膜炎(ぶどうまくえん)は、免疫力が低下している方に起こりやすい目の病気で、なおかつストレスが溜まっている場合には特に注意が必要だといわれています。目の中の虹彩や毛様体が細菌に感染してしまい、炎症を起こすことで発生した白血球が影となって見えるそうです。

ちなみに、ぶどう膜炎の場合は以下のような症状も同時に現れることがわかっています。

  • 視力が低下する
  • 目に痛みを感じる
  • 視界がかすんで見える

ぶどう膜炎の場合はこのような症状も現れるため、通常の飛蚊症とは違うと判断しやすいでしょう。このような異常の感じた場合はすぐに眼科を受診して、適切な治療を受けることをおすすめします。

その他で勘違いされやすい目の病気

上記でご紹介した2つの病気に比べて症例は少ないですが、緑内障や白内障といった代表的な目の病気や、目にけがをしたことがある方も似たような症状を発症する場合があります。

緑内障や白内障は初期症状が見られず、症状が進行しなければ発見が難しい病気といわれています。また、これらの病気は飛蚊症と同じく加齢によって発症する病気でもあるので、あらゆる可能性や危険性を考えて、視界に異常を感じる場合はすぐに病院を受診してください。

症状を改善する3つの治療方法

ここでは、視界に小さな影が浮遊して見える飛蚊症を改善する3つの治療法についてご紹介していきます。どういった場合に治療が必要になるのか、どのような方法で治療が行われるのかをまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

一般的な飛蚊症であれば治療する必要はない

一般的な飛蚊症の場合は自然に起こるものなので、治療をする必要がないといわれています。特に問題がなく目の病気というわけではありませんし、時間が経てば浮遊する影も消えてしまうので、安心して良いといえるでしょう。

網膜裂孔・網膜剥離が原因の場合はレーザー治療

眼底検査を受けて「網膜裂孔(もうまくれっこう)」「網膜剥離(もうまくはくり)」が見つかった場合は、レーザー治療を受けることで改善することができます。ですが、レーザー治療ができるのは早期発見時のみとなっていて、症状が進行している方は手術を受ける必要があるようです。

 

硝子体出血が原因の場合は手術で硝子体を切除する

硝子体出血が原因で視界に影が見える場合は、硝子体を切除する手術を受けることで改善することが可能です。手術によって損傷を起こした網膜の治療を行い、影の原因となる出血を止めることで症状を改善します。

飛蚊症の悪化は危険?失明の可能性があるって本当?

飛蚊症には特に問題のないものから、何らかの目の病気が原因となるものなどがあります。そのため、放置してしまうと症状が悪化してしまい、最悪の場合は失明してしまうともいわれています。

ここでは、飛蚊症の悪化が失明に繋がる理由や対策法についてご紹介していきます。「症状が現れるから心配・・・」「事前に防ぐ方法が知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

放置していると症状が悪化して失明してしまう

目の病気が原因で飛蚊症の症状が出ている場合、放置してしまうと視界不良や視力低下に繋がってしまいます。いずれも目に異常が表れている状態なので、放置すれば当然ですが症状が悪化してしまい、視力にまで影響を及ぼすため最悪の場合は失明してしまうそうです。

また、似たような症状を発症する緑内障の場合は、飛蚊症に関係なく失明してしまうかもしれない病気です。視界に映る影は目の病気を知らせる前兆ともいえる症状なので、現在目の異常に悩んでいる方は早めに眼科を受診しましょう。

毎日の生活で飛蚊症の悪化を防ぐ工夫をすることが大切

放置すると危険な飛蚊症ですが、毎日の生活を見直すことで症状の悪化を防ぐことができます。現代社会ではパソコンやスマートフォンの普及により、自分では気づかないうちに目を酷使している方が多いです。

そのため、目を使うことが多いときには、定期的に目を休憩させる時間を作るようにしてみてください。また、最近では目に良いといわれているサプリメントなども販売されています。目の健康を維持するために大切な成分が豊富に含まれていますし、毎日手軽に摂取できるので、飛蚊症の悪化を防ぐために取り入れてみてはいかがでしょうか?

飛蚊症が気になる場合は早めに病院を受診しよう

基本的には害のない飛蚊症ですが、場合によっては目の病気を発症している可能性があります。そのため、あまりにも頻繁に症状が現れるような場合は、放置してしまうと大変危険です。少しでもいつもと違う、または視力が低下したように感じるといった場合は、早めに病院を受診して症状の悪化を食い止めましょう。

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