VDT症候群の原因と症状まとめ、対処法は3つ

VDT症候群の原因と症状まとめ、対処法は3つ

みなさんは「VDT症候群」という病気を知っていますか?別名「テクノストレス眼病」とも呼ばれていて、目の疲れをはじめ身体にさまざまな症状が現れてしまう現代病の1つです。あまり聞きなれない病名なので、「どんな病気なの?」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか?

この病気はパソコンやスマートフォン、タブレット端末を長時間使用することで起こる病気だと言われています。これらの機器が普及している現代のIT社会であれば、いつ誰がこの病気にかかってもおかしくないので、他人事ではありませんよね?

そこで、今回はVDT症候群になる具体的な原因と症状についてまとめてみました。その他にも、この記事では予防・対策に効果的な対処法もご紹介しています。仕事柄パソコンを長時間使っている方、スマートフォンの使用時間が長い方は、ぜひ参考にして自分の健康状態を守ってみてください。

目次

あなたも危険と隣り合わせ!?「VDT症候群」とは?

あなたも危険と隣り合わせ!?「VDT症候群」とは?

パソコンやスマートフォンなどの普及が進み、現在では仕事やプライベートでもこれらの機器が当たり前のように使用されているIT社会となっています。パソコンはプライベートではもちろん、ビジネス面も活用されているので、今やどんな職種であっても利用している必須アイテムとなっています。

また、携帯電話はフューチャーフォンからスマートフォンになり、さまざまなサービスやアプリケーションを利用できるので、世代を問わず利用者は多くなっています。しかし、私たちの暮らしと便利で豊かにする機器が普及すると同時に、いつからか「VDT症候群」と呼ばれる現代病が注目されています。

VDT症候群とは、「パソコン」「スマートフォン」「タブレット端末」など、液晶画面を見ながらデータ入力を長時間行うことにより、目や身体にさまざまな不調が起こる病気です。少し前までは眼精疲労や若者に多いスマホ老眼などが話題となっていましたが、いずれも眼疾患のみの病気でした。

しかし、今回ご紹介する現代病は目だけではなく体や心にも影響する病気です。普段からパソコンやスマートフォンなどを使用しているそこのあなた!すでに他人事ではない可能性が十分にあるので注意が必要です。

発症の原因と主な症状

現代病として注目を集めるVDT症候群を発症する主な原因はパソコンやスマートフォンの使用にありますが、それだけを言うと世界中の人が発症していてもおかしくはありませんよね?

それでは、具体的に症状が発症する原因には何があるのでしょうか?また、病気が発症するとどのような症状が現れるのでしょうか?ここでは、具体的な原因と主な症状についてまとめてみました。

VDT症候群が発症する具体的な原因

同じようにパソコンやスマートフォンを使っていても、病気が発症する人もいれば健康的なままの人もいます。この違いは、機器を使用している環境と使用中の姿勢が関係していると言われています。

暗い場所で画面の明るい機器や端末を使用すると、眼球が明るさやピントの調整を行うため大きな負担がかかってしまい、目が疲れやすくなってしまいます。それに加えて姿勢の悪い状態で長時間作業していると、体にも負荷がかかるので疲労や部分的に痛みを感じるようになってしまいます。

つまり、同じ機器や端末を使用していて病気を発症する原因は、「暗い場所で作業している」「悪い姿勢のまま長時間動かない」というこの2つにあるようです。この条件が自分に当てはまるという方は、すぐにでも改善した方が良いかもしれませんよ!

目に現れる主な症状

VDT症候群の発症で目に現れる主な症状は、以下の通りとなっています。

  • 充血
  • かすみ
  • 乾き
  • 疲労感
  • 普段よりも明かりを眩しく感じる
  • 異常に涙が出る
  • 物が重なったように見える

これらが病気を発症した際に目に現れる主な症状です。一見するとドライアイの症状にも思えますが、場合によってはVDT症候群になっているのかもしれません。仮にドライアイだったとしても放置すると症状が悪化してしまい、最悪の場合は日常生活に支障をきたす恐れがあるので、このような症状を自覚した場合はすぐに眼科を受診することをおすすめします。

体に現れる主な症状

VDT症候群の発症で体に現れる主な症状は、以下の通りとなっています。

  • ひどい疲れ目を感じる
  • 気分が悪くなる
  • 頭痛
  • 吐き気、食欲不振
  • 肩こり、腰痛、首や背中の痛み
  • 倦怠感
  • 手の指先や腕のしびれ

この病気は作業中の環境や姿勢が発症の原因となります。そのため、徐々に進行が進むにつれてこのような症状が現れてくるでしょう。パソコンやスマートフォンの使用は目を使っているだけのように思えますが、作業中の姿勢が悪かったり同じ姿勢のまま長時間使用したりすると、体に強い負担をかけてしまい頭痛・吐き気・しびれなどの症状が現れます。

心に現れる主な症状

VDT症候群の発症で心に現れる主な症状は、以下のようになっています。

  • 目や体に不調よるストレス、イライラ感
  • 不安感
  • 不眠状態
  • 無気力状態
  • 抑うつ状態

目から体の順に不調をきたすようになり、より状態が悪化することで心にまで影響を与えてしまいます。症状の軽い状態であれば不調によるストレスやイライラを感じる程度ですが、悪化するにつれて不眠状態や無気力状態になるとても恐ろしい病気です。

睡眠は身体の調子を整えるためにも必要なものですが、不眠状態になると十分な睡眠がとれなくなるので、状態は悪化する一方になります。そして、最悪の場合は抑うつ状態にまで進行してしまうことになってしまいます。

私たちの暮らしを便利で豊かにしてくれる機器や端末の使用は、使い方次第でこのような病気を発症させてしまうことを十分に理解しておきましょう。また、少しでもご紹介した症状に該当するという方は、すぐに病院を受診して適切な検査や治療を受けてください。

発症した場合の検査方法と治療・対処法

発症した場合の検査方法と治療・対処法

VDT症候群は症状によって内科や精神科の受診などが考えられますが、根本的な原因は目から受ける影響によるものなので、眼科クリニックで検査や治療を受けることができます。そこで気になるのがどういった検査や治療を行うかというものですが、どのような方法が行われているのでしょうか?

 

症状の診断・検査方法

VDT症候群の疑いがある、または該当する症状を訴える患者さんを診断・検査する場合、普段の生活状況やどのような自覚症状があるのかを確認します。具体的にはまず患者さんからいつからどんな症状が現れたのかを伺い、その後に専用のチェックシートに該当する項目にチェックを入れていくという方法です。

チェック項目自体は「1日にどれくらいの時間使用しているか」といった簡単な質問となっています。記入後は医師が患者さんからの訴えとチェック項目の内容から、総合的に見た判断を出すという流れとなっているようです。

現代病を治す治療・対処法

基本的な治療や対処法は大きく分けて3つあります。まずは病気を発症した根本的な原因となる「生活習慣の改善」です。長時間パソコンやスマートフォンを使用する、姿勢の悪い状態を維持している、休息を取らず体を動かすことがないというのがVDT症候群の主な原因です。

そのため、機器や端末を使用する場合は1時間ごとに約15分の休息を取る、休憩中は画面を見ずに目を休める、体を動かすことが効果的な治療法であり、対処法でもあります。2つ目の治療法は、メガネやコンタクトレンズを使用している患者さんの場合、適切な度数の矯正物を使用することです。

度数の合わないメガネやコンタクトレンズの使用は、パソコンやスマートフォンを使っていなくても、目に大きな負担をかけることになります。そのため、適切な度数のものを使用するために検査を行い、自分に合ったメガネやコンタクトレンズを使用してもらうことで負担を軽減します。

3つ目の治療法は、内服薬や点眼薬を使った治療法です。この方法は重度の症状が現れている患者さんに行われると言われていて、眼科的な処方箋が出されるようになっています。また、その他の眼疾患がある場合はVDT症候群の悪化が考えられるので、そちらの病気から対処していく場合もあると言われています。

現代病「VDT症候群」はいつ誰に発症してもおかしくない

IT社会となっている現代では、今回ご紹介したVDT症候群はいつ誰が発症してもおかしくない現代病だと言えるでしょう。世代を問わず子供からお年寄りまでがパソコンやスマートフォン、タブレット端末を普段から使用している時代です。このような病気にならないためにも、これまでの生活習慣をしっかりと見直して、普段から予防対策を行っておきましょう。

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